Q:前処理は必要ですか?また、必要であれば何故ですか?

A:基本ご使用ください。根元から毛先の状態を均一にし、薬剤を均等に作用させます。ダメージ部分の過収れん防止になります。

Q:アイロンの温度、スライス幅に決まりはありますか?

A:アイロンの温度やスライス幅で覚えるよりも、毛髪へ熱をしっかりと与えることに注意して下さい。熱によってイオン結合がしっかりと再結合され、効果の持続が期待できます。

Q:加温の有無は関係ありますか?

A:常温でも薬剤の効果は得られます。加温によりキューティクルを開かせる事で薬剤作用の促進に繋がります。特に硬毛の方は加温することをお勧めします。

Q:放置時間を置きすぎるデメリットはありますか?

A:還元剤が入っていない為、放置時間によるデメリットや過軟化を起こすといった心配はありません。

Q:施術後、色が明るく見えるのは何故ですか?

A:ツヤ感が増した事で明度が明るく見えます。また内容成分の「グリオキシル酸」がカラーの酸化重合を打ち消す効果があります。アンダーにもよりますが1トーン程明るくなる事があります。

Q:施術後に独特の「匂い」がします。何故ですか?

A:可能性として施術後のお流しの甘さに原因があるかと思います。根元を擦らず、2分程度のチェンジリンスを経て、しっかりとお流ししてください。お流しの目安は、ぬめりを落として毛髪の収れんが確認できるくらいを目安としてください。お流しが甘ければ毛髪内に酸性成分が残留するため、匂いの原因となる場合があります。また効果の持続が通常より悪い場合があります。※DH ケアミストをご使用ください。

Q:なぜ施術後24時間以内はシャンプーや水に濡らすことが良くないのですか?

A:イオン結合の固定化/定着化は施術後もまだ進行しています。その間に髪を水で濡らすことでACID SHAPEARの効果が十分に実感できない場合があります。また濡れることで特有の匂いが発生する原因になります。

Q:カラー施術(全体染め)を同時に行う際、タイミングや注意点はありますか?

A:最後に熱処理を行う点が重要です。それによって結合の固定化を促します。工程としては ACID SHAPER後、軽めにドライ(もしくはウェット)→カラー施術→シャンプー後ヘアマスク塗布→ドライ、熱を毛髪へ与えて仕上げるという手順になります。※マニキュア施術後の場合も同様です。また、カラーの放置タイムを20%程長くすることで充分な発色を促すことが出来ます。